明日の備忘録(六ちゃんが綴るメモ)

3月31日

中小企業診断士登録を果たしてから5年目が終わろうとしています。

 5年前。これから診断士として頑張るぞ!という意気込みと、ホントに仕事あるんだろうか、という不安。明日から診断士と名乗のれるんだという期待と、診断士証がいつ届くのかという、小さな期待。
 支部支会のイベントに参加したり、思いきいて支部のプロコン塾に通ってみたり。1年目に毎月通ったプロコン塾は、本当によかったです。これ、受講してなかったら今の姿はあり得ません。
 1〜2年目は、巨大企業向けの研修講師の傍ら、ときおり支会のMLに流れて来る案件に手をあげながら、徐々に中小企業支援の現場に入っていきました。
 報酬なしの商店街調査。真夏のさなか汗だくになってまわって、1日数千円にしかならない、某区の製造業実態調査。こんなんでやってけるだろうか。こんな稼ぎでは、やってられない感も。
 今おもえば不謹慎ながらリーマンショックは天の恵み。これがきっかけで某区の不況業種の認定相談窓口に座ることができた。この仕事のおかげで、都合、数百社もの決算書・税務申告書に目を通すことができた。短いながらも経営者と会話を交わすこともできた。こんな案件「ただの作業」と軽んじる方もいたが、それは、ちょっと違うような気もした。まあ、どの区で働くかで、だいぶちがうのだろけども。
 丸2年経った3年目くらいから、意識が変わってきた。職業は中小企業診断士ではなく「経営コンサルタント」なんだと。診断士社会が、若干鬱陶しく感じられるようになってきたのもこの頃からだ。中小企業支援者という枠組みで人的ネットワークを築かないと仕事につながらないような考えが湧いてきました。
 4年目から、直接公的機関から仕事依頼が来るようになった。関東経済産業局の行う中小企業応援センター事業のコーディネータと某区の経営診断員。コーディネータの仕事は、支援機関職員とともに年間100社を超える経営者とびっちり1〜2時間面談、必要があれば専門家派遣。某区の経営診断員は、創業や経営革新の融資のための経営計画の妥当性についての現地調査と診断、事業計画の策定支援。この頃から、一人だと仕事がまわらなくなってきはじめた。でも、要領を得ないのか大した成果は出ず。
 5年目は、前年の仕事を引き継いだ。1年間で150社の企業と面談。かなりの回数の専門家派遣を実施して、数社、経営革新計画承認までたどりついた。また、継続して支援を行っている関与先の改善の成果が手に取るように具体的に見えてきた。
 自分には、どんな6年目がまっているのだろう。
21時48分07秒 - 6chan - コメントなし TrackBacks

3月29日

診断協会の東京支部のどの支会に入るか

 そもそも、実務補習も終わり、4月の新登録者もどの支部支会に入るか、あらかた決まっているので、もう参考にならないかもしれない。
 東京支部には、中央・城東・城西・城南・城北・三多摩、と6つの支会がある。 地域で分けたような形になっているが、三多摩以外は、あまりに東京支部がでかいので便宜的に分けたんじゃないかという、その程度な感じ。
 指導員の先生の会に入るのが、慣わしみたいなところもあって、実は私もそうしてしまった。
 周囲を観察すると、ビジネスに熱心な会から、ただのサロンのような会まで。小職の所属する支会は、サロンのような会で、ビジネス熱心じゃない。独立開業している身にとって、他の、ビジネス・ビジネスしている支会と比べ、見劣りする・鞍替えしたい、と思っていた時期もあった。
 でも、他所のビジネス・ビジネスした支会を観察していて、わかった。仕切っている方がいるのだ。私はこう考えるようになった。仕切っている方と合わないと辛いだろうな。いつでも優しく迎えてくれそうな、サロンのような所属支会が、ありがたく思えるようになってきたこのごろである。
 来週早々には組織変更があって、支会は、診断士会の支部のようかたちになるらしい。人は変わらないようなので、組織の性格はそのままだろうな。良さは残っていてほしいものである。

16時28分57秒 - 6chan - コメントなし TrackBacks

3月28日

実は、名刺で人を選んでたりする話

 今年度も残りはずか。小職は、23年度の中小企業支援ネットワーク強化事業のアドバイザーに採択され、とある信用金庫さんを根城に、中小企業の経営支援活動に従事しました。延べ約200社の経営者と面談しました。
 手の込んだ相談には、14社に対し59回専門家を派遣し個別対応を行いました。
 実は、悩んだのは専門家派遣の専門家をどなたにお願いするか。たいした支部支会活動などしてないので、そんな人脈、自分にはないなあと。
 まずお願いしたのは、昨春の新人歓迎会で、たまたま後ろに座っていたMさん。診断士1年目。もう会社辞めてて、という話で盛り上がったのを思い出しました。また、毎年とある展示会のとあるブースでしっかり安定した地道な中小企業支援をしていると思われる、Nさん。
 実は、大御所な先生からも専門家登録の依頼はあったのですが、登録はしたものの専門家派遣をお願いしませんでした。なぜかって、まあね。それは、ゴニョゴニョなのですが。
 忙しい方にお願いすると、スケジュール調整が面倒とかそういうことじゃないんです。
 選んでる基準って何か、せいぜい、ニオイ、とでもいいましょうか。ちょっとだけ言うと「名刺」。個性がキラリと光る方は採用度高いです。縁がギザギザで、MS明朝・ゴシックなパソコン名刺の方は、わりかし早い段階でフィルタにかけちゃってます。何故かって、仕事に真剣味が感じられないから。保有資格や支部支会研究会、診断協会での役職をズラズラ並べている方も敬遠対象。
 で、自分の名刺をふりかえると、だめだわ、こりゃ。
19時44分29秒 - 6chan - コメントなし TrackBacks

3月23日

リーマンショックの頃(その1)

 まだ駆け出しだった診断士2年目の半ばに、リーマンショックが起きた。診断士需要?が喚起されたのか、駆け出しの私にも、窓口相談や派遣専門家に携わる機会があった。
 といっても、売上げが半分だの1/3だの、受注がゼロだの、当時としては、あまりの打撃に、どんな手も焼け石に水感。
 当時持ちかけらた、とある製造業さんからのご相談。その相談票には、こう記されていた「今までホームページを持っていなかったので、ホームページを開設して売上げを確保したい。」安直だなぁ、正直、そんな、うまくいかないだろう、と思いながら、その製造業さんを訪ねた。
 案の定、生産量=売上高は前年比1/3。パソコンは経理の事務用だけ。相談の希望内容がホームページなので、レンタルサーバ借りて独自ドメインとって、みたいなアドバイスをしながら、事業についていろいろ話を伺った。
 ホームページのほうは、業者に頼むほど予算がない。自力で、ということだったので、ホームページビルダーを買ってもらうことにした。が、まあ、自力でできなさそうなのは見えていたので、結局私が手伝うことになったが、たいした出来栄えではない。
 ホームページを手がけながら、社長と話しあった。この会社の売りは何か?取引が残っているお客様は、この会社に何を期待しているのか。もっとも、私は「へぇ〜」とか「ふ〜ん」とか「そうなんですか」適当に相槌を打って聞くだけ。
 長時間おじゃましていると、自然と取引先との電話の会話が耳に入ってくる。そ〜っと聞き耳を立てる。実は、社長が当たり前だと思っている「品質管理」や「不良品対策」が、この会社の強みなんだと。
11時50分56秒 - 6chan - コメントなし TrackBacks

3月19日

「何でもします、から何か仕事を紹介してください」では駄目なのだが

 この1年、「何でもします、から何か仕事を紹介してください」とアピールしてくる新人診断士さんに、何人か出会いました。ちょっと意地悪なのかもしれないが「得意な分野は?やりたいことは?」と尋ねるとシドロモドロ。そう簡単には、通行量調査みたいな誰でもできそうな仕事はありません。
 実績が無いので自信が無いのはわかります。自分もそうでした。自分で、何が出来るのか言い切れないときは「これまで、○○で、△△をやってきた経験があります。」という情報を伝えれば、そんな経験があれば、こんなこともできるだろう、という風に相手に伝わります。それも自信なければ「実務補習で、こんな会社を診断しました。」でもかまいません。
 仕事お願いする・しないの判断は、かなりアナログだし、そのときの気分だったり、タイミングだったりします。
 
 お願いしたからには、全力で取り組んでください。アラートは早目にこしたことないですが、着手する前から「気に入らなかったら、切って下さい」も駄目です。

09時44分58秒 - 6chan - コメントなし TrackBacks

3月17日

独立は実務補習の熱気が醒めないうちに

 昨年暮れに中小企業診断士2次試験の合格者のみなさんは、最短で実務補習が終わっているかと思います。で、独立するか否か。悩んでいるくらいなら、やめましょう。でも、するなら早く!

 昨年、支会の新人歓迎会の座敷で、背中向きに座ったX氏。師匠(私の実務補習の指導員)から、彼もう会社辞めちゃってるし、と紹介がありました。
 紹介されたからと言って、そう、すぐ、案件があるわけではないのですが。7月頃に、ちょこっと手伝っていただきたいことがあって、お願いしたら、専門分野でもないのに下準備ばっちりで、お客さんの受けもよく、すご〜く助かりました。
 彼ならやってくれると、別のお客様で経営革新計画の承認を受けたいという方がいらっしゃったので、X氏にお願いしたところ、1ヶ月もかからず申請書受理まで漕ぎついちゃいました。(もちろん承認されました)
 もし、X氏が4月に独立していなかったら、仕事をお願いしなかったと思います。現在は、もう1件、別の経営革新計画承認案件をお願いしています。 

 実は、小職が診断士資格を取った5年前は、6月いっぱいまでIT土方な案件に就いていて、7月から「診る」なんてできませんでした。その年度いっぱいは研修講師な仕事くらい。診る専になるなら、遠回りだったと思います。

 それと、資格取得してから、かなり年月が経ち、ようやく独立した方にも、仕事をお願いしました。でも、なんか・・・・。詳しくは申し上げられませんが、中小企業の経営者との温度差がありすぎました。

 X氏なら、まだ1年目なんですけど、と小声では言い訳していますが、経営者の気持ちをくみ取りながら、プロフェッショナルな仕事ぶりで応えてくれたかもしれません。



03時10分02秒 - 6chan - コメントなし TrackBacks

3月16日

いつのまにか診る専に

(最新のブラウザだとレイアウトが崩れる状態を放置して3年くらい。重い腰をあげて?スタイルシートを適当に調節して見やすくしました。)
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 「診る専」ってなんだと思われたかもしれません。自分の仕事のスタイルを、一言にしてみました。中小企業診断士の仕事は、診る・書く・話すの三要素がバランス良くと言われますが、いつのまにか書く・話すの案件が細り、気が付くと「診る」専門で活動しています。

 この4月に診断士資格を取得して5年。今では、関与先の90%が中小企業の診る専門のコンサルタントとして営業しています。10%も、NPO法人や社会福祉法人、仲間内のコンサル団体。大企業向けの研修とか、いつのまにかメニューから消え去ってしまいました。

 もっとも、売上のお金の出所は、自治体であったり、国であったりと、民民契約のものは、まだまだ少ないのですが。

 同世代でも、診る専で活動している方は、案外少なく、地元に灯台元暮らしのようなフロンティアが広がっていたことも実感。

 資格当初は、執筆や講演などの仕事をとろうとがんばったのですが、書いたり話したりする機会もめっきり減りました。

 それでも、活きていけるのです。




 
11時35分14秒 - 6chan - コメントなし TrackBacks

6月16日

心に残るメモ。コンサルタントの3つの姿勢。

 昨日、とある研修会のグループワークで、30年選手の大先輩とご一緒させていただいた。
 その方が挙げた、コンサルタントとしての3つの姿勢。

(1)納得・共感を得るために時間をかける。半年かけて「先生!こうですね。と」経営者の口から言わせるくらい。
(2)一緒になって悩む
(3)使う言葉に気を使う。経営者が理解できる言葉で。英字3文字・カタカナ語は避ける。

 



10時07分28秒 - 6chan - コメントなし TrackBacks

5月18日

パートさんって従業員に含むの?

 中小企業の定義は、中小企業基本法第2条において定めがあるのですが、中小企業施策を活用するにあたって当該企業が中小企業であることが要件となってくる。
 相談の場面で、業種とか資本金とか従業員数を確認するわけだが、従業員数である。
 従業員数が20名と申告があっても、実はパートさんが100人いたり、歩合の営業が50人いたりする。
 で、先日、パートさんとか歩合の営業さんってカウントしなくて良いのかな?とふと疑問に。

なぁんだ、よく参照する
http://www.chusho.meti.go.jp/faq/faq01.html

 のQ4に回答が。「労働基準法第20条の「予め解雇の予告を必要とする者」を従業員として考えます。」

 でも難しいぞ。パートさんでも、相当な期間働いていれば該当するだろうし、最近は、業務委託契約でも労働者扱いにする判例(この例はもっとも労働組合法上だ「が)あったりする。

 やっぱり確実なのは資本金要件、次に業種かな。




11時20分53秒 - 6chan - TrackBacks

4月25日

はじめのお客様をどうやって見つけるか

 診断士取得[後]の勉強仲間から「そろそろ独立したいんだけど・・・」という相談を受ける。たいがい、「どうあって最初の客を見つけるのか?」
相談者は、X氏としよう。
X「O大先生に相談したら『前の勤め先や子会社の顧問に就かせれもらうという』とアドバイスされたが、自分にはそういうコネもないし・・・、六さんはどう?」
六「自分の同級生とか遊び仲間で社長いない?自分は、診断士取ったときには独立してたし、勤め時代は関西だったし、O大先生のようなやり方は通用しなかったよ。」
X「で、六さんは・・・。」
六「実務補習のときの指導員の先生は?
X「高齢で、辞めちゃったらしい。」
六「そうかぁ・・・・・X氏の名刺を見て・・・Xさんの強みは?」
となってしまうわけだ。
 そのアドバイスじゃ何の役にも立たない?そうだろうなぁ。しかし、自分の過去の繋がりを活かさなければ他と差別化できるような仕事は来ないのだ。
 16年前、社会人4年目の頃に転職を試みようとしたとき、担当エージェントさんが「第2新卒なんて甘ったれるんじゃない。どんなに今の会社が嫌でも、そこで培った何かがあるはずだ。その経験を前面に出して、将来どうしたいか説明できないなんて、そんな人を採用してくれる会社はどこにもない。」30前の若造の自分には、この程度でガツーンと来た。

09時44分12秒 - 6chan - コメント 11 通 TrackBacks

4月18日

東京プロコン塾5期生募集のお知らせ

診断士資格取得後、まず何をやってよいか判らんかった、4年前。これを受講しておいて良かったと思う。
http://www.t-smeca.com/shibu_info/2011/02/post-23.html

#案内には、「申込者多数の場合は選考いたします。」とありますが、既に申込者多数のようです。受講の必要性(※)がうまくPRできるといいですよね。



09時20分26秒 - 6chan - コメント 34 通 TrackBacks

4月14日

独立しても80分間に真実?

 ブログの更新が滞るのは、つぶやきはじめた人の初期副作用だとか。

 さて、報告書に作成は診断士の宿命なのだが、気が付くとA4ぺらっと1枚に3時間も費やしてしまった。われながら能力の低さに鬱。

 診断1件あたり、実際に経営者への訪問インタビュー時間を除いて、書類の下見20分、報告書60分、計80分でこなせると、いいよね。

 A4ぺら〜っと1枚といえども、組織・マーケ・生産・財務と盛り込まないといけないとなると、80分×4=320分。これなら、なんとか辻褄が合う!?




17時07分21秒 - 6chan - TrackBacks

4月06日

「中小企業支援ネットワーク強化事業」始動


http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/chusho/nw/index_nw.html
20時52分28秒 - 6chan - コメント 14 通 TrackBacks

ごくたまにある企業診断ニュースの読者からの応答

 企業診断ニュースに実名と写真が掲載されました。これで3回目。同業の診断士と会う機会がありますが、特に気づかれていないようで、あ、載ってたねといった反応はありません。
 今のところ、プロコン塾の同期生1名からお電話いただいたくらいです。

では、そ〜っとしておいてください。


13時20分11秒 - 6chan - TrackBacks

3月22日

はじめての展示会なのに・・・

 展示会中止のお知らせ。助成金(東京都の経営力向上TOKYOプロジェクト)のおかげで、うちみたいな企業でも、大型展示会に出展できると、意気揚々としてた専務さんの無念そうな顔がめにうかびます。

http://www.motorcycleshow.org/
00時05分00秒 - 6chan - コメントなし TrackBacks